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(1)原皮の輸入の画像
(1)原皮の輸入
牛、馬、羊、やぎ皮などが輸入され、豚皮のみが国産原皮となっている。原皮はアメリカ、オーストラリアの他にヨーロッパ、東南アジアなどからも輸入される。
(2)原皮倉庫
日本の港へ到着後、各種の手続きをして倉庫へ持ち込まれ、その後各工場へ運ばれる。
(3)原皮水洗い
原皮に付着している汚物を取り除く。
汚れた水は処理をして、きれいな水にしてから外へ流す。
(4)石灰漬け
石灰に漬けて皮をふくらませ毛を毛根から抜き取る。毛を抜き取った面が皮の表面(銀面)になる。
(5)フレッシング
皮の裏面についている不要物を取り除く。(製造する用途に応じて皮の厚みを調節する)
(6)なめし
クロムなめし、タンニンなめしなどの方法で皮にいろいろな耐久性を持たせる。
(7)背割り
牛、馬などの大きな革では、作業がしやすいように1頭分の革を背筋に沿って半分に分ける。
(8)水絞り
水分を取り除くと同時に革をのばす。
(9)等級選別
革の表面(銀面)の欠点が多いか少ないかを見分ける。
(10)バンドナイフ
(6)のなめしの前に皮を分割しなかった場合はここで分割する。
(11)シェービング
革製品の用途に応じて、革を削って最終的な厚みにする。
(12)再なめし・加脂・染色
革の柔らかさなどを調節しながら染色する。
次ぺーシへ続く [→]